夏におすすめ日光市内の二つの滝
裏見の滝は現在落石により通行止め2022
日光の二社一寺から10分程度で行ける寂光の滝と裏見の滝は夏の涼感を求めて手軽にいける名瀑です。
名前は有名ですがあまり観光客は多くありませんので、もう一つの日光としておすすめな滝です。
日光駅から中禅寺湖方面に向かって左手に寂光の滝、さらに進むと左手に裏見の滝が有ります。
特に裏見の滝は、細かな水しぶきが観爆台にかかるため夏でも涼感満点です。
最初は寂光の滝の紹介です。
日光田母沢植物園入り口を左折し狭い路地を2kmほど行くと橋を渡って駐車場です。
ここからは歩いて100mほどです。
駐車場には20台程度の車が駐車できます。
田母沢植物園の駐車場は有料なので注意してください。
車を降りるともう滝の音が聞こえてきます。
この駐車場は、女峰山の登山口でもあります。神社の鳥居の前には登山ポストが設置してありました。
ここから女峰山はかなりの距離が有りますので、健脚者のみが辿るコースです。
滝に行くには神社の脇を抜けるか神社の境内を通るかとなります。
せっかくですので石畳の有る神社を抜けていきました。
苔むした感じが素敵ですね。
神社の左手がもう滝です。
2段になって50m程落ちている寂光の滝は「日光八景」にも選定されているということです。
静かに流れ落ちる滝の音にしばしの清涼感を感じてみましょう。
見る場所を変えて写真に写してみました。
裏見の滝は何筋もの滝が落ちているのに対して、この滝は一筋の滝となっています。
近くでそして遠くから眺めてみましょう。
滝の見学を終えたら、周りの花にも目を向けてみましょう。
黄色い花がシナノアキギリ、丸い黄色の花がキツネノボタン、白い可憐な花がコフウロでしょうか。季節に応した自然を満喫しましょう。
寂光の滝の見物を終えたらそこから10分で裏見の滝です。
裏見の滝は日光三名瀑の一つに数えられる名瀑です。
ここの滝は落差はさほどでもないのですが、裏見の滝本体の周りには幾筋もの滝があるので豪快で涼感は最高です。
観爆台にも水しぶきがマイナスイオンとなって降り注ぐので、ストレス解消に最高の滝だと思います。
華厳の滝や竜頭の滝は見学者が沢山いますが、ここはそれほど多くありません。
ぜひとも夏の暑さを忘れに訪れたい滝の一つです。
日光街道から左斜めに折れて2.5kmほど進むと駐車場です。
トイレも完備されているアスファルトの駐車場は20台ほど無料で止められます。
そこから案内板に沿って500mほど歩くと滝が有ります。
こんなふうに咲くがある道が整備されていますので大変ありがたいですね。
大きな岩やお地蔵さんなどが道のわきに有ります。
しばらく進むと橋が架かっています。
この橋の上が最初の滝見地点です。
幾筋にも流れる滝の全貌を確認しましょう。
さらに50mほど進むと観爆台です。
メインの滝の滝つぼが見えてきます。
ゆっくりと見学してください。
今は観爆台までしか通行できませんが、以前は滝を裏から見ることができました。
そのために裏見の滝と言われています。
その道が滝の後ろに見えるので確認してみてください。
メインの裏見の滝の他に小さく流れる滝や水しぶきを上げる滝など、様々な滝が見られるのがこの滝の優れたところです。
様々な角度からそれぞれの滝を切り取ってみるのもいいかもしれません。
視点を変えると瞬きの豪快さや繊細さなど違って見えるから不思議ですね。
こちらも同じように帰りは周りの花々にも目を向けましょう。
四季折々の生き物の様子を愛でることができます。
場所はこちらです。霧降高原にも行っているので、拡大してみてください。