8月も下旬になると戦場ヶ原は秋の気配です。
ヨシの穂がなびいています。(多分)
今回は湯の湖から湯滝に降りて、通行止めの木道は迂回ルートで泉門池(イズミヤドイケ)まで、そこから光徳牧場方面に向かい最後は日光街道を三本松園地まで歩きました。
スタートは湯の湖の駐車場、結構駐車場は車で埋まっていました。
ビジターセンターの脇のトイレが綺麗なのでいつも利用させてもらっています。
秋の湯の湖周辺はあまり花はありませんが、ちらほらと黄色や白の花が咲いています。
ハンゴンソウやヨメナ、モミジハグマの花々です。今回は湯の湖の南岸を湯滝まで向かいました。
時折逆方向に来る人とすれ違う程度の混みようかな・・・
コロナの影響もありマスクをしている人もチラホラいました。
結構豪快に流れ落ちる湯滝に沿って下ります。
道脇には、右の黄色いキオンなどの花が咲いていました。
左の白い花はゲンノショウコだと思うのですが、とてもかわいらしい花ですね。
ここまで、およそ1時間15分でした。
ここで少し休憩し、通行止めのルートを避けて迂回路で泉門池に向かいます。
湯滝を過ぎた後に見慣れない花が、カリガネソウですね。花のつくりが見事と言える花です。
この迂回路は台風で通行止めになった木道の代わりに作られました。
当然今までは熊の生息範囲の中に新たに作った迂回路です。
クマが優先の場所ですから、迂回路の両端と途中にクマよけの鐘が設置してありました。
迂回路には笹原が広がっており、あまり花は咲いていませんでした。
泉門池を左に折れて光徳牧場方面に向かいます。
15分ほどで、いわゆる戦場ヶ原に到着です。
まず目についたのはリンドウとアキノキリンソウです。あちらこちらに咲いていました。
ホザキシモツケはもう終わりを迎えていますが、時折綺麗に咲き誇っている株も有りました。
地面をよく見ると赤い実が有ります。
コケモモのみでしょうか。沢山なっていました。
次に現れた花はウメバチソウです。
小さな花ですが可憐な花がチラホラと咲き始めていました。
戦場ヶ原の木道から離れると、日光街道を30分弱歩いて三本松園地です。
帰化植物が咲いています。これらの植物に植生が変わってしまわぬよう思うばかりです。
黄色い花はアワダチソウの仲間ですね。紫の花はハギなのかエンドウの類なのか名前は分かりません。
結構背の高いツリガネニンジンが咲いていました。
三本松園地のトイレの向かいのベンチで昼食を取り、帰りはバスで湯の湖に向かいました。
きおんは20度前後でしょうか、少し汗ばむ感じでしたが楽しい散策ができました。
散策マップはこちらです。