こちらも地域の名前の神社がありました。
東谷神社と石田神社がそうです。
稲荷神社、琴平神社、高尾神社はそれぞれ総本社がある神社ですね。
石田神社は大阪に石田神社(いわた)神社がありますが、どうも読み方がいしだなので、そちらが総本社でなく、この辺りの地名が神社名になっているようです。
東谷神社
宇都宮市東谷町にある神社です。
結構うっそうとした鎮守の森の中にあります。
拝殿の屋根はかなり朽ちています。
周りには末社が散在していました。
それぞれの末社は四隅に竹が置かれてしめ縄で結解がつくられていました。
この神社の特徴です。
暗くてなかなかうまく撮れませんが、拝殿内部のお社の前に一対の竜の彫り物が祀られています。
龍の彫り物はよくありますが、こんな小さな神社に立派な龍の立像は珍しいのではないか。
琴平神社
琴平神社は香川県の金毘羅神社を総本社としています。
平石地域にもありました。
こちらは、上三川町の磯岡です。
立派な鳥居と拝殿があります。
こちらには拝殿の前に、いくつかの道祖神等を祀った摂社がありました。
屋根付き、鍵付きで祀られています。
鍵付きの内部には阿弥陀如来の彫り物でしょうか。
おちらは神社ですがお墓が有ったり、仏像が祀られていたりと神仏が同居しています。
明治時代の廃仏毀釈以前の姿を残しているのではないでしょうか。
馬力神の石碑や琴平神社の別なお社、そしてお墓もありました。
お墓が神社内にあるのは珍しいかも・・・・
立派な公民館もありました。
拝殿の内部はかなりきれいで立派なお社が見られました。
金毘羅宮の文字が見えました。
高龗神社
琴平神社のすぐ北に高龗神社があります。
こちらの鳥居や石碑はかなり立派で新しいものです。
特に区画整理したような場所でないので、氏子さんの寄付でつくられたようですね。
拝殿の前には大きな榊が植えられています。
管理もされているようですね。
ほかの神社ではなかった感じですね。
拝殿には奥の宮が見られます。
本殿と併せて6つの七つの神社が祀られています。
雷神社、大杉神社、八坂神社、稲荷神社、愛宕神社、目黒神社の文字が見えます。
目黒神社は八幡宮である目黒八幡神社から来ているのでしょうか???
初めて見ました。
新たな発見です。
石田神社
上三川町石田にある神社です。
大阪には石だと書いていわたと読む神社があるようですが、こちらはいしだと呼ぶので、地域の名称のようですね。
赤い鳥居とよくある拝殿です。
杉の木の参道の奥に拝殿と末社がありました。
拝殿の奥には別棟の奥の院があるタイプでした。
嫌いな紙垂が飾ってあります。
こちらで、新しく祀ろうとしているお社がありました。
こんな風に新しくお社が作られるんですね。
新たな発見です。
ビニールで包まれているのは、まだご神体の移動はできていないのでしょうか。
ある意味遷宮なんでしょうね。
初めて見ました。
このように新しく名前を付けてまつると後世に伝わりますね。
こちらには別棟のお社がありました。
内部には薬師堂の文字とお花、そして香炉がありました。
薬師堂ですからこちらは、薬師如来を祀るお寺なんでしょうね。
同じ敷地にありました。
高尾神社
高霞神社でなく高尾神社です。
高霞が高尾に変わったということで、いくつかそのような例があるようです。
確かに鳥居には高尾の文字ですね。
鳥居の脇には青面金剛塔の文字のある石碑です。
ウィキペディアにはこう書かれています。
青面金剛(しょうめんこんごう)は、日本仏教における信仰対象の1つ。青面金剛明王とも呼ばれる。夜叉神である。
道教の庚申講の本尊と言われています。
拝殿とその内部です。
比較的新しい紙垂が見られます。
脇には古びた末社が祀ってあります。
古びた石には高尾の文字が見えました。
今回新たに遷宮して祀られるお社を始めてみました。
今後はこのように校正に伝わるよう、お社に神社名が入るといいなあと思いました。
途中大きな農家の塀の中に鳥居とお社が見えました。
祀っている神様はお稲荷様なんでしょうか???
むかしから自宅の氏神様として祀ってきたのですね。