宇都宮の東部清原の北部ゆいの杜地域の神社です
中心にある三嶋神社は区画整理があったからでしょうか???
立派な神社になっています。
その他の神社は地元の氏神様としてお神輿などが奉納されているほか、紙垂が飾られたりきれいに掃除してあるなど、地域の方がしっかりと守っている感じがしました。
三嶋神社
三嶋神社はウィキペディアに次のように記載があります。
三島神社、三嶋神社、三嶌神社(みしまじんじゃ)、あるいは三島社(みしましゃ)は、「三島」を社名とする神社。総本社は伊予の大山祇神社(大三島神社)と伊豆の三嶋大社である。全国に400社余り存在する。
由緒の石碑には主祭神が大山祇神(おおやまづみのかみ)とあるので、総本社が伊予の大山祇神社なのでしょう。
平安時代の1045年に設立された歴史ある神社です。
区画整理で素晴らしい社務所と鳥居がつくられました。
立派な鳥居ですよね。
末社もまとめて石の台の上に祀られています。
拝殿は以前のまま残されています。
手水舎も石の台が新しくなっていました。
右手には石碑と別の末社が祀られています。
道祖神もありました。
こちらのような男性の性器の道祖神は珍しいです。
どのお社が何の神様なのかは分かりません。
石尊大権現の石碑もあります。
拝殿の中はきれいに掃除がなされています。
畳敷きで太鼓なども置いてあります。
石尊権現(せきそんごんげん)は、大山の山岳信仰と修験道的な信仰が融合した神仏習合の神であり、十一面観音を本地仏とする。とウィキペディアにあります。
地域の神社なのでお神輿が見られます。
野高谷町公民館はとっても立派ですね。
村社星宮神社
そこから北の方へ行くと刈沼の大きな池の端に星宮神社があります。
こちらが刈沼の池です。
池の北側の小高い丘が神社になっています。
村社星宮神社ですね。
星宮神社は栃木県に多くある神社だそうです。
地方鎮守の神様として磐裂神、根裂神をお祀りしたのが始まりとされています。
越戸町にもありましたね。
岡の上に拝殿、右にお地蔵さんのような石が祀られています。
不思議な石です。
左にはいくつかのお社が祀られていました。
よく見てみると、高龗神や祇命の文字と姫命の文字が見えます。
大山 祇神 と倭姫命を祀っているのでしょうか???
一番右は都比売の文字が見えます。
丹生都比売神社は、和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある神社。式内社、紀伊国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。 別称として「天野大社」「天野四所明神」とも。全国に約180社ある丹生都比売神を祀る神社の総本社である。「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されている。 ウィキペディア
こちらを祀っているのでしょうか。
地域の方々にこのことが伝承されているんですね。
三祖大神(神社)
こちらの神社は全国でこちらだけの神社のようです。
栃木県神社庁には
元禄末から宝永の初め(1702~1705年頃)現在地に阿久津家(宮司家)の氏神として鎮座、代々尊崇して今日に至る。明治4年村社三嶋神社外七社に奉仕すると共に、三祖神社社講を設け氏子崇敬者の教化育成に尽力、東京・宇都宮・足利・桐生・河内郡・那須郡に壱万余戸の氏子崇敬者を数えたものの、戦後の混乱とともに衰微し、後に下岡本地区(河内町)より氏子が加入、昭和50年三祖神社神道霊苑を設け、家庭祭祀への振興に力を注ぎ、現在に至る。
驚いたのは阿久津さんの家の中に祀ってあるのです。
こちら社務所の入り口には阿久津家の表札が掲げてあります。
家の敷地の中に拝殿がありました。
でも、この地域で担ぐ神輿もあるので、阿久津家の氏神というものだけではなく、地域の神社なんですね。
八坂神社
八坂神社はこちらにもあります。
鳥居から急な石段を登ると小さな拝殿です。
右にあるのはお神輿でしょうか。
左には不思議な石が祀ってありました。
星の宮神社にもこちらにも不思議な石が祀ってあります。
鬼怒川に近いということがあるのかな???
拝殿の中にもお神輿のようなものが飾ってあります。
この石は自然石なのかな。
不思議な形ですね。
そのすぐ南には今宮神社です。
こちらも丘の上まで石段があります。
こんな感じの拝殿です。
名前の分からない末社でしょうか、
拝殿の中はきれいに整理整頓されています。
お社には紙垂が飾ってあります。
清原地域の氏神様はそれぞれ、いまでも地域で守られている印象でした。
こちらは、大乗寺の駐車場にあった石碑です。
ブロックで囲われています。
何と書いてあるのかは読めませんでした。