栃木県の無形文化財第1号の山あげは見事です
ここ山あげ会館では、「烏山の山あげ行事」を、年間を通してミニチュアや映像で紹介しています。
夏の山あげ祭りにはなかなか来れない方も、こちらで体験できるのがいいですね。
こちらが山あげ会館です。
その隣は山あげ祭りのヤマを作る場所なんですね。
こちらの施設は250円ですが、それだけ払っても惜しくない映像と展示がありますよ。
一回の左手には町ごとの大屋台が展示してあります。
それぞれの町で趣向を凝らした彫刻が見事な屋台です。
右手にはお酒を抱えた人形のおじさんが説明を始めます。
山あげの歴史と現在の様子を紹介しながら、ミニチュア劇が始まります。
5分の一の縮尺の山あげ祭りは結構楽しめますよ。
こんな感じで町の若衆の様子などを伝えながら山あげの様子を説明してくれます。
いつの間にか劇の中に入り込んでしまいました。
こちらの和紙でできた背景をやまというんですね。
このお祭りは室町時代からここ烏山に伝わっているんですね。
町の人々の山あげに対する気持ちが感動的でした。
令和三年度は残念ながら無観客での開催となりました。
動画配信で行ったようです。
担当の若い衆の気持ちを考えると来年度は観客を入れて開催できたらいいですね。
また、こちらでは時折特設展示もやっています。
今回は八咫烏の展示とメグロのバイクの様子が展示されていました。
目黒製作所はここ烏山に工場があったんですね。
初めて知りました。
こちらにおいでの際はぜひ落石の紅葉もお楽しみください。
那珂川沿いの紅葉が見事な落石です。金色のタヌキが目印です。
川の向かいの紅葉は残念ながら終わっていましたが、モミジはまだまだ見頃でした。
今年のモミジはもっぱら色が悪いと言われます。
でも、こんな感じでそこそこきれいですよ。
緑とオレンジと赤がいい感じですね。
ぜひ山あげ会館と一緒にお楽しみくださいね。