栃木の自然:上平橋のオキナグサの群生
2019年4月10日

宇都宮と塩谷町の堺にある鬼怒川。上平橋のオキナグサの群生は残したい。
宇都宮から玉生街道を北上し、鬼怒川に架かる上平橋を渡るとすぐ左に「ふれあいの里しおや」という直売所があります。駐車場も広く河川敷にもでられるので停めさせてもらいましょう。川の方に向うとすぐに群生地の看板がります。川に沿ってのんびり歩きましょう。早春の野草が向かえてくれます。
階段が設置されたところで、河原におります。すぐにオキナグサの群生があります。結構広い範囲に分布している貴重な場所だなと思いました。
オキナグサなるほど名前のとおり長い雄しべが、翁(老人)の白髪がたなびいているように見えます。花自体はそれほど目立つ花ではないのですが、長い雄しべが味を出しています。保存会が群生を守っていてくれるので毎年見られるのですね。
鬼怒川は全国でも有数の広いれき河原をもつ川です。カワラノギクやミヤコクサなどの河川特有の植物もたくさんあります。これらも併せて栃木の自然を守っていきたいですね。