栃木の自然:久々の尾瀬も時間がないので山の鼻周辺散策

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尾瀬の自然は素晴らしい。いつまでも残しておきたい自然遺産。

尾瀬への入山口は群馬県の鳩待峠や大清水。福島県の沼山峠である。栃木県からは奥鬼怒から入山することも可能であるが、あまり一般的ではありません。

でも、栃木県の県境に位置している尾瀬ヶ原は、栃木県人の誇りであり、代代伝えたい自然です。

ここでは、福島県の鳩待峠からの尾瀬散策を紹介します。

 

鳩待峠はメジャーな尾瀬の入り口です。峠は自家用車の規制があるので、車を大駐車場に止めて、バスかタクシーで向かいます。鳩待峠からは、山ノ鼻までおよそ1時間約3kmの木道歩きとなります。さほど急ではありませんが登り返しが有ったり、木道が濡れて滑ったりするので、最低でも運動靴を履いて真剣に歩きましょう。

木道にはクマ用の大きなベルが有ったり、シラネアオイを鹿の食害から守っている網などが目に付きました。

 

木道を小一時間下ると山の鼻に到着です。山の鼻は尾瀬ヶ原の中心スポットで、鳩待峠からばかりでなく、尾瀬沼方面からや至仏山からなど様々な方面からのアクセスがあります。山の鼻キャンプ場を始め、山の鼻小屋、至仏山荘、国民宿舎尾瀬ロッジなどの宿舎があり、宿泊や軽食が食べられます。

 

お腹を満たしたので、牛首分岐まで散策です。往復で1時間半ほど歩きます。同じ道を戻るので、時間に合わせて有るきましょう。7月下旬はニッコウキスゲがまだ咲いていました。水芭蕉は葉っぱが大きくなっていました。白い袍が僅かにありました。

 

この時期はワタスゲの綿毛が大きくなって一面に見られます。また、沢山の池塘にはヒツジグサが綺麗ですね。ヒツジグサはこれからが旬となります。

 

モウセンゴケが池塘の周りでトンボを餌にしているようです。

 

進行方向には燧ヶ岳が、後ろを振り返ると至仏山が早くおいでと迎えてくれるようでした。

帰りは鳩待峠まで1時間20分ほどの登りとなります。世界一の尾瀬の自然を堪能してみませんか。

 

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