「森びとプロジェクト」ボランティア体験記

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足尾の自然を取り戻そう・・・・

足尾の鉱毒の歴史は負の遺産です

しかし、それらをなかったものとせず伝えていくことが大切です

そんな環境の学習をしながら、足尾の自然を復活させる取り組みが森びとプロジェクトです

足尾の松木川渓谷沿いに植樹の場所と拠点があります

活動の拠点

活動の拠点は銅親水公園の駐車場から砂利道を10分ほど走った場所です

ここは許可者以外は入れません

ゲートを開けてもらい入ります

右手の山に生えている木がこれまでの植樹の成果です

うす沢の森と民衆の森などの名前がついています

ミツマタとアセビなどを植えました

今回は拠点の整備ということで、ミツマタとアセビを植えました

アセビは毒があるのでシカが近づかないようです

交互に植えたりしてミツマタもも守るのかも

実のなる木も植えます

特に今回は試しということで、実のなる木を植えました

今後この地を訪れる子供たちに、ブドウ狩りやベリー狩りを楽しんでもらうためのようです

ほかにもお茶やミカンの苗も・・・

数年後が楽しみです

松木川の南岸と北岸で様子が違う

北岸は環境省や栃木県などが緑を復活させる事業を行っています

ヘリコプターで種をまいたり

網を張って苗を植えたりしているようです

さすがにここは民間の人は入れない急斜面ですから

北岸は斜面はそこまで急峻でないので

こんな階段を設けて手で植えるんですね

600段の階段を2年かけて修理したようです

こんなに育ってます

確かにまだ細い木がおおいですが、それでも思ったよりも緑豊かに育っています

先人の思いが伝わっていました

野生動物対策

この森にはクマ、サル、シカ、ノウサギなどが木々を狙っています

そのため柵で守ることが有効です

今回も植えた木々の周りを囲いました

柵を破られるとあっという間にこんな感じ

左はノウサギが食べた新芽です

鋭利な歯で先端が切られています

これがノウサギの特徴らしいです

右はシカです

やわらかい新芽をバリバリ食べられています

左はクマが剥がした木の皮

右はクマが蟻を食べる際に動かした石です

民衆の森の中にもクマがいると聞いてびっくりしました

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